いよいよ一番重要なトップの削り出し加工に入ります。
トップを削り出す前に図面からトップの形状したテンプレートを型紙等で製作します。
Aタイプ用の図面は見つかりませんでしたがFタイプ用で差し支えないと思えます。
テンプレートは一番高い頂点にして交わる二方向の二つを作ります。
私は塩ビの透明プレートで作りましたがベニアや厚紙でもOKです。
削り出す為のだいたいの目安として基準面外周に5〜6ミリの高さのラインを入れて
荒どりを行ないます。

削り出しの工具ですがトップのスプルースは柔らかいので丸ノミと四方反鉋で十分に
加工出来ます。(ノミやナンナはいろいろなサイズのものがあるとよいのですが)
トップカーブの一番厚い所が図面上では16ミリとなっているのでそこから外側に向けて
テンプレートと合わせながら進めていきます。四方反鉋はこうゆう加工にはかかせない
道具です。

カンナ加工だとまだ削り目が残りますが形状がテンプレートになったら#100程度の
ペーパーで削り目をならしていきます。
最終のトップ外回りの寸法は4ミリで少し中側にむけてへこんでいるようになるのが
図面の指示で書かれています。(この辺の所はバイオリンの製作と同じです。)
あまりうまく表現できませんでしたが私の今までの感覚ではシトカスプルースよりも
イングルマン&ジャーマンスプルースのほうが加工はしやすい(柔らかい)と思いま
した。